2013年12月29日日曜日

徳島SOGOにてハートランド様「夢のロールケーキ」販売について

昨日、社会福祉法人ハートランド様の徳島SOGO地下食品売場への1日デビューが無事終わりました。

本来の製造キャパを越えた1日100本近くのロールケーキを無事完売された結果となりました。

非常に嬉しい限りです。

今回のSOGO販売に至るまで、多くの方のご協力に支えられながら長い道のりがあったと思います・・・

「有田さんの営業経験からロールケーキの拡販をお願いしたい」

そんな山下理事長の一言から始まった今回のSOGOデビュー。

山陰地方の福祉法人で作ったお菓子が東京銀座へ出品されている事例を話しながら、その一言をどのように現実に繋げたら良いか迷いました。

それは今年の夏時期に初めてお会いしてホームページ制作に関わらせて頂きながら考えていたことでした。

ホームページのトップに「人の中に、街の中にHeart Land」というヘッドコピーと入れ替わって映すイラスト(西山欣子先生作)は、みんなの夢が大きく成長する様を描いたものです。

また「私たちの想い」のページにこめたハートランドStoryは、就労継続支援で働くメンバーさん達が社会から隔離されることなく、皆の愛情に支えられながら資本主義社会に同化し立派に成長していく願いを込めて制作しました。

そんな夢を現実に繋げることはなかなか難しいことです。

ホームページにロールケーキを全国配送できる通販ページを付け加えましたが、僕のリードがままならず停滞気味でした。

そんな状況下でも愚痴1つこぼす事無くネット環境を任せて頂いたハートランドさんに頭が下がる思いでした。

何とか皆の「夢のロールケーキ」を世に知らしめたい!!

幸運にもfacebookで25年ぶりに繋がった僕の百貨店業界の知り合いの方々が、その話を聞きすぐに動いてくれました。

ご紹介から電話をかけた相手は徳島から遠く離れた広島SOGOの地下食品売場の担当者でした。

「テナントとして出店ですか?催事希望ですか?販売人員や商品供給はどのようにしますか?」

遠路から連絡する僕に担当者は疑いを持ちながら電話ごしに質問されてきます。

言葉がつまった僕は「とにかく、このロールケーキを一度是非食べて頂きたいです!」
そんな強引なアポイントを取りながら、ハートランドさんに取り次ぎました。


まさか広島SOGOの取り次ぎが出来るなど夢にも思わなかったのは僕だけでなくハートランドさんも同じ想いでした。

アポイントの日まで夢と現実の狭間で揺れる葛藤は続きます。

「もし無理難題を言われたどうしたものか?」

「見知らぬ土地で土地勘もなく販売できるのだろうか?」ハートランドさん側からすると、小さな障害者施設に内在している様々な「矛盾」みたいなものが悲鳴を上げていました。

アポイント同日、広島へ旅する道中も「不安」との葛藤は続きました。

障害者施設の現実から遠路広島で拡販活動するイメージが、どうしても湧きづらかったのは僕も同行した担当者の方も同じ想いでした。

しかし当日SOGO担当者は僕達の不安を掻き消してくれるかの如く、快く迎えてくれました。ハートランドの担当者さんから熱意が伝わった瞬間でした。

「ハートランドが作り出したモノが百貨店に受け入れられた事が嬉しく、ただ嬉しくて」

ただそれだけで満足でしたのに、その話は同じ徳島SOGOにも伝わってくれました。


時を同じくして徳島SOGOでの営業は、広島SOGOよりは若干落ち着いた様子で話すことが出来たように思えます。

商談後、反応のない状況が続く中ハートランドさんから「やはり障害施設の作るモノに問題があったのだろうか?」など不安な声も漏れてきました。

しかし徳島SOGOの菓子担当者様は以前よりマルシェでロールケーキの存在を知っており商談後も密かにお店まで視察に来ていた様です。

「この暮れの年末商戦に是非出店してみては如何ですか?」

幸運にもそんなありがたい言葉をかけて頂けたのは徳島SOGO側からでした。


それから昨日までの間、ハートランドさんの夢への努力は惜しみなく注ぎ込まれました。

通常制作キャパの倍以上用意されたロールケーキは1日の販売期間にも関わらず完売されました。

完売の瞬間、Apple Sweets工房で頑張るメンバーの女の子の目から零れ落ちる涙が止まりませんでした。


今後、彼ら彼女たちの「夢」は更に膨らんで行くことと思います。

その「夢」がロールケーキ屋でも良し、お弁当屋でも良し、その他なんでも良いと思います。

「人が人の作り出したモノ・サービスを買い求める瞬間には、信頼がある。」


就労継続支援事業所という枠の中で社会復帰する為に日々努力し、自分達の存在場所を認識できた瞬間でもあったのではないでしょうか?

そしてハートランドという社会福祉法人を一から作り上げた山下さんのこれまでの血の出るような苦難な努力があったからこそ成し得た業ではないでしょうか?

普通でない状況を、普通以上に押し上げる方法は

ハートランドに集まったメンバーが互いに助け合い、メンバー一人一人の「良さ」を認め尊重する山下さんやスタッフの方々、そしてハートランドを温かく見守る人の人情が調和して出来る事だと思います。

僕は今回、その夢のお手伝いが出来て、とても幸せです。
まだまだ僕が知らないハートランドさんのサブカルチャーとしての茨な道があると思います。

それでも僕達一人一人の小さな力が少しでも勇気と知恵を与える兆しとなるなら、惜しみなく協力していきたいと思います。

頑張ってください!!いつも応援しています。


PLUS.a   有田

2013年12月5日木曜日

「ソフトバンク、来期の支払利息3000億円 米社買収で負担先行」について考える

★☆ 日経記事について僕の思う事 ☆★
━━━━━━━━━━━━━━━━━━□
「3,000億もの支払利息を払えるソフトバンクが理解できません」

米携帯電話会社スプリントの買収に絡んで現在ソフトバンクの有利子負債は9兆円近くに膨らんでおり、2015年3月期に約3,000億円の支払い利息を強いられる。

今期の見通し額に比べて5割ほど増えているらしい。

さらにスプリントの会社の負債は約3兆3,500億円あるがソフトバンクは、それを借り入れや社債発行でまかなったようです。

これで9月末の有利子負債は8兆8,400億まで上り、3月末の2.4倍まで跳ね上がります。

ソフトバンクは今期4月から9月期実績で2兆5,000億程度の支払い利息を払っている。


しかし孫社長は「一時利益を除いて1兆円の連結営業利益の見通しで利息負担は十分にカバーできる」と言っています。


僕には「億円」という単位も理解しがたいですが、「兆円」の世界を自分の財布勘定で試算できる孫社長は素晴らしいと思います。

ソフトバンクの4~9月期の連結売上高(IFRS)は前年同期比72.7%増の2兆5986万円、営業利益は66.6%増の7150億円、最終利益は84.1%増の3949億円。


売上高にはSprint買収による上乗せ分など「飛び道具」が乗っているが、「飛び道具でも何でもいいから(ドコモを)超えればいいんだ」と孫社長の鼻息は荒い。


来期は売上高7兆円を目指すと言う。

世界が違いすぎて、空いた口が塞がりません。

ただ小さいながら僕も会社の経営者。

小さいながら先日、銀行から運転資金を融資して頂き、小さいながら支払い利息を持つことになりました。

小さいながら借り入れをして知る売上確保の不安は並大抵ではありません。

しっかり売上を安定させ返済して行かなければなりません。

しかし新規参入企業の売上は水物です。

いつ何時、売上が下降して行くかも解りません。

足場が固まっていない既得権益でお金を借りるのは早かったのではないだろうか?と自問自答を繰り替えながら、成長への投資を決断して行かなければならないと考えています。

現状維持は後退を意味します。


しかし資金が溜まるまで世の中のスピードは待ってくれません。

資金が潤沢にまわるキャッシュも自転車操業企業にあるわけもなく日々汗水流して横流しのハードワークを続けるだけの毎日に未来があるでしょうか?

男なら、いや経営者なら、チャレンジが必要です。

失敗はあるかもしれません。

失敗に恐れて立ち止まっているより、将来の自分の夢に向かって邁進する方が生きてる実感がわくと思います。


小さいながら本日の孫社長の振る舞いを読ませて頂き勇気が湧いてきました!!

今回も長文を読んで頂き誠にありがとうございます。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++a
皆さんこんにちは。株式会社PLUS.aの有田です。

FBで毎朝続けている「Short 日経 Literacy」の所感のみをBlog掲載しています。

~宜しければこちらもご覧ください~
 公式HP.http://www.plus-a-inc.com/
 FB https://www.facebook.com/plus.a.inc
 アメBlog  http://ameblo.jp/kazushi4649jp/
 gooBlog   http://blog.goo.ne.jp/plusainc
 SeesaaBlog http://plus-a-inc.seesaa.net/
 Blogger    http://plus-a-inc.blogspot.jp/
 Livedoor  http://blog.livedoor.jp/plus_a_inc/


+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++a

2013年12月2日月曜日

「ネット通販の箱に広告 物流のPAL、1件100円で」について考える

★☆ 日経記事について僕の思う事 ☆★
━━━━━━━━━━━━━━━━━━□
「ネット通販のすきま産業をアナログで見出したPAL」

ネット通販需要が増えてきているのは、売上不振な流通小売り業がリアルビジネスの集客に行き詰まりを感じ新規顧客をネットを通じて開拓しているからです。

最近高速道路を走っていても、以前より物流トラックの数が飛躍的に増えています。

国内の通販事業はAmazonを筆頭にし楽天、Yahooなど有力サイトを中心にして確実に成長しています。

そんな中、通販で商品を配送する箱に広告事業を始めるユニークな会社が生まれてきています。

箱の上部に確保した広告スペースに商品の割引クーポンなどを載せた広告チラシを貼付け、消費者の来店や購買を促すようです。

それもネット通販の箱を活用した広告事業は国内初です。

PALは国内通販物流を主力業務として全国300社の取引先を持っている様です。

商品を買った人の年齢や性別、地域データから顧客分析を行い、クライアントのニーズにあった広告を箱に掲載できるようです。

目の付け所が違います。

誰もが知っているように広告媒体は人が集まる場所に存在します。

以前はマスメディア(テレビ・新聞・雑誌など)が主力でした。

広告媒体主は自分のメディアに広告を掲載させることで広告掲載料を徴収し利益を出していました。

スマートフォンやタブレットなどの出現により近年このメディアが変わりつつあります。

誰もが手軽にアクセスできるようになったネットを利用して通販事業が拡大してきたからです。

通販事業は以前と比べ、早く・安く・便利なインフラを整えています。

オフィス文具を主力にカタログ販売してきたアスクルのように「今日頼めば明日届く」ことが命名された事業が脚光を浴びた時代から、ネットスーパーの出現により通販事業はさらに進化して当日配送が定着してきました。


さらに追い打ちをかけるかのごとくロングテールを利用して品揃え豊富なだけでなくユーズド市場も飲み込んでいるAmazonの通販網拡大により、リアル店舗よりもネット通販の方が早くて安くて便利という認識も広がりつつあります。

リアル店舗のショールーミング化など言われているのも近年ネット通販利用者が増えている証拠です。

そんな中でネット通販の箱を広告媒体として使えると考え出す発想はとてもユニークだと思います。

さすが300社の取引先をもって顧客リストを持っている強みはあると思います。

ダイレクトマーケティングと言われる顧客を絞って広告を打つという手法は以前からDMなどで実践されてきました。

チラシや折込チラシは相手を特定できませんが、ダイレクトマーケティングは確実に顧客へ直接通知するというメリットがあります。

オンデマンド印刷などが普及したのはダイレクトマーケティングにそって「あなただけに向けた便り」が実現できるからです。

DMから通販事業を利用したダイレクトマーケティングが出来れば新たな広告媒体として利用できると思います。

さらに顧客を絞り込みが出来、レスポンスを期待できるために一件当たりの単価は折込料よりも高く取る事ができる。

成長する産業には理由がある。

またそれを二番煎じで追うだけではなく、その産業を利用して本業を生かした新たな産業を生む。

こんな連鎖で産業は発展していくのだと改めて痛感いたしました。

物事の視点を今日から変えて行きたいと思います。

今回も長文を読んで頂き誠にありがとうございます。


+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++a
皆さんこんにちは。株式会社PLUS.aの有田です。
FBで毎朝続けている「Short 日経 Literacy」の所感のみをBlog掲載しています。
~宜しければこちらもご覧ください~
 FB https://www.facebook.com/plus.a.inc
 アメBlog  http://ameblo.jp/kazushi4649jp/
 SeesaaBlog http://plus-a-inc.seesaa.net/
 Blogger    http://plus-a-inc.blogspot.jp/

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++a

2013年11月13日水曜日

「新型「iPad mini」前倒し発売」について考える

★☆ 日経記事について僕の思う事 ☆★
━━━━━━━━━━━━━━━━━━□
「ipad miniの発売でiPhone・iPadは一巡一新したこととなりました」

先日発売されたiPhone5S・5Cに続きiPadエアーが発売され、miniが今月下旬に一新します。

Appleの全ての携帯機器・タブレットが新しくなった訳ですが、私は今回一台も更新しませんでした。

なぜでしょうか?
それは新しい機種に以前との差別化がないからです。

iPhoneであれば5と違うところは「指紋認識機能」位しか見当たりません。
見た目で言えばゴールドのカラーが追加されたことでしょうか。
同時にiOS7のアップロードが無料で開放されたためソフトの面ではほとんど差はありません。若干内部CPUが早くなった位でしょうか。

そしてipadエアー。
今より薄くなりRetinaディスプレイに変わったことですが、ipad2が発売された当初の感動より「ときめかない」のは何故でしょうか?

今度の新発売もAppleの「マイナーチェンジ」にしかすぎません。

iPadが投下された時のようなカルチャーショックを受けていないのが原因だと思います。

確かに前より洗練され進化してきているiPhone・iPadではありますが、今の機種の支払いを振り切って機種変更するまでは及びません。
機種が壊れてやむ終えない場合に新しい機種に変更するかな?みたいな感じに留まります。
ここにいつも書く事ですが新商品に必要なファクターは「サプライズ」だと思います。

サブライズは「話題」を呼びます。話題はたちまち口コミとなり拡散されます。拡散された口コミは多くの消費者の注目を集めます。それが集客につながるのです。
このステップの始まりはいつも今まで見たことのない「サプライズ」なのです。

ただし「サプライズ」には鮮度があります。「お・も・て・な・し」で一躍有名になったリッツカールトンも最初は「サプライズ」がありましたが口コミにより世の中に知れ渡り一定期間がたつと、やがてそれは当たり前になってしまいます。

その事実は予め知っておくことと知らずに体験するには感じ方が全く異なるからです。
また口コミによる期待が「サプライズ」をなくしてしまいます。
だからこそ常に期待を裏切る仕掛けが必要であり、それなくしては鮮度は保たれないのだと思います。
その観点から考えると今回のAppleの新商品は消費者が期待のバーを上げすぎて「サプライズ」まで至っていないのが原因だと思われます。
Apple製品に期待するからこそ厳しい事を書きましたが、翻って言えば僕らの商売も同じだと思います。
常に時代と共に変化を繰り返し、消費者を驚かす仕掛けのある商品・サービスを提供できる企業を目指して努力していきます。
今回も長文を読んで頂き誠にありがとうございます。


+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++a
皆さんこんにちは。株式会社PLUS.aの有田です。
FBで毎朝続けている「Short 日経 Literacy」の所感のみをBlog掲載しています。
~宜しければこちらもご覧ください~

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++a

2013年11月1日金曜日

PLUS.aのfacebook編〜小規模事業者活性化補助金事業について(その②)



PLUS.aの小規模事業者活性化補助金事業
「徳島におけるSNSを活用した地域企業の営業力強化支援事業」
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++a
11月から開始するセミナーについて説明していきます。

<新サービスの特徴> 

今回の事業の柱として注目しているfacebookは、以下の点からも、広告としてビジネス利用していく上で最も効果的に活用できるものと判断しております。 

①米国企業「facebook」自体が、企業用facebookページを全面的に推奨している。

②顧客(ターゲット)となるfacebook利用者には実名登録が義務付けられている。

③facebook人口は地方で増加してきている。

④facebook利用者間での口コミの効果が絶大である。


また、インターネットの世界では、近年ホームページなどを利用している企業は増加していますが、それらの企業はホームページへの集客(アクセス)が課題となっています。

インターネット広告においては、これまでもSEO対策(※1)やPPC広告(※2)が取り上げられてきていますが、最近の兆候としては、facebookなどのSNSを利用して口コミを拡散させ自社ホームページへ誘導する手法が注目されています。

facebookなどのSNSが企業に注目されている理由としては、以下の事由が挙げられます。

①インターネットにおけるfacebookのアクセス数は、インターネットにおけるアクセスランクでトップクラスである。


②facebookは、積極的なアプリ化により利用者が利便性を高めていることで、急増しているスマホ利用者を抱え込んでいる。


③facebookなどのSNSの口コミ情報は、利用者の身の回りについて触れていることが大半であるため、facebook内の口コミ情報はローカル情報の溜まり場となっている。


以上、このSNS(facebook)人口に対して、地元企業がfacebookページを完備し、ページを通じて情報発信することが、企業広告において最も効果的であると考えられることから、徳島でのそれらの活動をサポートする企業としての先駆けとなることこそが、地域における弊社の優位性であると考えます。



※1 SEO対策

SEO対策とは、Yahoo!・Googleなどの検索結果画面で、自社サイトが上位表示されるために行う様々な対策のことを言います。

※2 PPC広告

PPC広告は、広告がクリックされなければ費用は生じないインターネット広告の形態であり、クリック数の追跡が可能なインターネットならではの広告システムです

++++++++++++++++++++++++++++++++++a
この度の北島商工会で開催するfacebookセミナーも
地域活性化事業の一環として開催していきます。
今週よりセミナーの主旨などを踏まえて説明していきます。
11月から1月までの3ヶ月間開催する事業にどうぞ今後も
お付き合いください!!

「グーグル、ハードも自社で 声だけで動くスマホ投入」について考える

★☆ 日経記事について僕の思う事 ☆★
━━━━━━━━━━━━━━━━━━□
Googleが新開発するスマホの進化が止まらないようです。

「声だけで動くスマホ」「テレビで見れるスマホ」「4日間の短納期で対応する受注生産」「画面の解像度向上」などモバイル機器の普及は現在起きている技術変化の中で最大のものだという。それも従来は新しい物好きで一部の人を対象とした製品が中心だったことに対して、今回の開発は一般の消費者を照準にしている。

言わばユーザーフェイスに優れた製品を投下する予定のようです。

まず声だけで動くスマホについては今の所期待ができません。

例えばiPhoneのSiriも同じ機能が搭載され音声による応答をしてくれますが、音声認識のレベルが低くて使い物になりません。

今まで充分に用件を聞き取ったこともなく、ことあるごとにWeb検索に促されます。

また「電話をかける」など自分の行動を声に出して言う習慣もなく自分の行動に違和感を覚えます。言うより操作する方が自然です。

しかしこの動作をスムーズに聞き取り、自分の要求通り動いてくれると便利さに慣れてくるかもしれません。しかし現状機器では使い勝手が非常に悪いと感じています。


次にテレビ画面でみれるスマホはニーズがあると思います。Macが開発しているMacTVはクラウドを通じてiTunesの曲や映画などをテレビでも楽しめるというもので、GoogleもネットTVを開発しています。

但しそれは第2のデバイスという認識がありました。今回の開発は無線で手元にあるスマホがテレビに映し出されるようなので、スマホの難点でもある小さな画面で操作し辛かった作業や動画の迫力を大きな画面で見る事が出来ることにはニーズがあると思います。


最近高齢者の方が2台目にタブレットを持つ傾向があります。
それは情報量のあるスマホを利用するようになったが、小さな文字を読み取ることが出来ず苦労していたのを画面サイズが4倍になるタブレットに変更したことによりいちいち拡大する必要がなくなったと伺います。

使うシュチュエーションでデバイスも変わると言われていますが、消費者のコンテンツの利用の仕方によってもデバイスは変化するべきだと思います。


常に進化するソフトやアプリに伴ってハードの進化は止まりません。

どちらかが優先してもバランスの取れない商品になっているようです。
進化しつづける手もとハードは今後どれだけ人を便利に、反面では駄目にしていくのでしょうか?

最近思う事ですが、人は進化するハードによって画一化されつつあるのではないか?と思います。

便利は人を駄目にすると言われるように、情報化社会に押し流されると個人の考えが希薄になる感が否めません。何が正しくて何が間違っているのか?

この問いかけは常につきまといます。自分をフラットに持ち、意思決定できる人格を常に持ち続けて行きたいものです。

今回も長文を読んで頂き誠にありがとうございます。


+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++a
皆さんこんにちは。株式会社PLUS.aの有田です。
FBで毎朝続けている「Short 日経 Literacy」の所感のみをBlog掲載しています。
~宜しければこちらもご覧ください~
 FB https://www.facebook.com/plus.a.inc
 アメBlog  http://ameblo.jp/kazushi4649jp/
 SeesaaBlog http://plus-a-inc.seesaa.net/
 Blogger    http://plus-a-inc.blogspot.jp/

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++a

2013年10月31日木曜日

「フェイスブックが黒字に 7~9月、モバイル広告6倍」について考える

★☆ 日経記事について僕の思う事 ☆★
━━━━━━━━━━━━━━━━━━□

facebookのモバイルシェアは確実に伸びている事が実証されています。

facebook=モバイルという繫がりはなくてはならないものになっているのではないでしょうか?

モバイル広告の収益が前年比6倍も急増していることが何よりの根拠です。またモバイル広告が今後広告の効果を期待できるという立証もされていると思います。

僕もfacebookセミナーを11月より本格的に実施する予定ですが、そこでも頻繁に話す予定です。

モバイル=スマートフォンの普及に伴って、SNSは確実に浸食しています。さらにスマホに機種変更してガラゲーよりも利用するアプリはSNSです。

一般的にはLINEになびく方も多い様ですが、知り合いの間だけでコミュニケーションすることは、いつしかマンネリを迎え電話やメールと違わない存在に気付いてくる筈です。

ネットを通じていろんな方と出会いたい!(別に変ないやらしい気持ちではなくて・・・)

そんな人が人と繋がろうとする気持ちは誰しも持っている好奇心だと思います。

その好奇心こそ、人を成長させるファクターなのです!閉鎖的な人は、マンネリであり変化を嫌がります。

それが悪い訳ではなく、限られた中で決まったメンバーとコミュニケーションを楽しめば良いと思います。

しかし企業の成長も毎年、新卒の新しいメンバーを入れ、新しい文化を導入することで刺激を受け、既存メンバーも成長するものです。

個人も同じだと思います。常に新しい刺激が自分を触発することで新しい考えが生まれてくるのです。そんな欲求にクローズシステムは応えてくれません。

一人でも多くの方、県内.県外の人と繋がりたい!!

どうせならオープンシステムに自分を解放して、新たな人を繋がる勇気を持って欲しいと思います。

確かに個人情報漏洩というリスクはあります。しかしfacebookについては細かくブロックが出来る完璧なシステムが出来ていますので安心してください。

それよりもっと自分に自信を持ってみては如何でしょうか?

変化するということは「進化」することです。

ビジネスにおいても今からの時代は「強者」が生き残るのではなく、時代と共に「変化」できる人が生き残れると思っています。

今回も長文を読んで頂き誠にありがとうございます。


+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++a
皆さんこんにちは。株式会社PLUS.aの有田です。
FBで毎朝続けている「Short 日経 Literacy」の所感のみをBlog掲載しています。
~宜しければこちらもご覧ください~
 FB https://www.facebook.com/plus.a.inc
 アメBlog  http://ameblo.jp/kazushi4649jp/
 SeesaaBlog http://plus-a-inc.seesaa.net/
 Blogger    http://plus-a-inc.blogspot.jp/

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++a

11月よりスタートするPLUS.aの小規模事業者活性化補助金事業


11月よりスタートするPLUS.aの小規模事業者活性化補助金事業「徳島におけるSNSを活用した地域企業の営業力強化支援事業」

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++a
この度の北島商工会で開催するfacebookセミナーも
地域活性化事業の一環として開催していきます。
今週よりセミナーの主旨などを踏まえて説明していきます。
11月から1月までの3ヶ月間開催する事業にどうぞ今後も
お付き合いください!!

<セミナー事業の内容>
徳島でも1人が1台の携帯電話を所有する近年において、機械の進化によりスマートフォン(以下、スマホとする)社会に変わりつつあります。更に、スマホを利用する個人の間では、当たり前のようにSNS(facebook)が楽しまれています。
今回の新事業は、今後増えてくるユーザーを見越して、facebookの普及活動を行うことで、企業に販売促進ツールとしてのfacebookページの認知度を高め、活用を促進するものであります。
この市場の成長を促進することで、地元企業の認知度を上げるためのfacebookページ制作事業を確立していきます。
徳島では、SNSを主力に販促活動をしている業者は少なく、SNSを活用した広告の認知度が低いのが現状であり、まずは、企業用のSNSが有効であることをイベントやセミナー実施により告知していくことが急務だと考えております。
本補助事業においては、徳島では今だに主力であるチラシやダイレクトメールに替わる有力な販促手法として、急速に普及が進むSNSツールを活用することを啓蒙することで、新たな宣伝需要を創造していきます。
弊社は、従来の画一的なマス媒体とは一線を画した企業広告のサポートをしていきます。それは、facebookの企業用ページを制作し、facebookという口コミによるローカル情報の溜まり場に対して地元企業の宣伝を効果的に行うことこそ、地域に対応する広告として最も効果的な宣伝媒体であることを確信しているからです。

インターネットによる企業広告は、今後、都市部から地方へも普及が加速してくるものと考えており、弊社は徳島でのそれらをサポートする先駆けとなることを目指します。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
facebookページ制作会社を経営している『プロ』が自社経験から
稼げるビジネス用facebookの作り方を『無料』で教えます!!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

<セミナー講師>

ソーシャルビジネスを応援する会社 PLUS.a
代表取締役     有田 和重
facebook https://www.facebook.com/kazushige.arita
FBページ  https://www.facebook.com/plus.a.inc

<セミナー開催日>

〜11月・12月 毎週金曜日に継続して指導セミナーを行います。
【1回目】
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 11月22日(金曜日)13:00〜15:00
  無料講座
 『初心者用ビジネス用facebookページの作り方を教えます』
       自分で作れば無料でFBページが作成できます!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

【2回目】
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 11月29日(金曜日)18:00〜20:00
 無料講座
 『稼げるfacebookページの構築の仕方』
      いいね!を集めるだけでは集客できません。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

【3回目】
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 12月13日(金曜日)13:00〜15:00
  無料講座
 『初心者用ビジネス用facebookページの作り方を教えます』
      FBページを作って友達にお店を紹介しましょう!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

【4回目】
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 12月20日(金曜日)18:00〜20:00
 無料講座
 『稼げるfacebookページの集客の仕方』
 もうSEOに悩まない自社ホームページのアクセスを上げます!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

全4回は同じ場所である北島町商工会館 2F会議室にて行います。

<場所>

徳島県板野郡 北島町商工会
板野郡北島町中村字長池1
TEL.088-698-2275
FAX.088-698-2179

<料金>

全ての講座は無料です。

どうぞ皆様お気軽にお誘い合わせの上参加をお願いします
また上記セミナーに参加出来ない方も下記グループにてビジネス用の
フェイスブック促進活動をしています。
いつでもグループ参加を受け付けます!!
○PLUS.a主催facebook異業種交流会(グループ人数2,142)
https://www.facebook.com/groups/igyosyukouryu.plus.a/
○PLUS.a主催facebook求人・求職マッチング交流会(グループ人数1,806)
https://www.facebook.com/groups/kyujin.kyusyoku.plus.a/
○PLUS.a主催facebook上ビジネスアライアンス交流会(グループ人数460〜経営者限定)
https://www.facebook.com/groups/alliance.plus.a/

2013年10月21日月曜日

「生保、営業に「精鋭部隊」 コンサル力で勝負」について考える


★☆ 日経記事について僕の思う事 ☆★
━━━━━━━━━━━━━━━━━━□
生保レディーが変革しようとしています。

保険商材を各企業に訪問しながら売り込む保険営業スタイルもインターネットの安価な営業に押され、営業方針を転換しているようです。

保険営業とは自分に対するリスク管理をどのように高めて危機感を感じさせ、自分に投資させる営業だと思います。

言わばカタチになっていないものを販売する営業です。FPの資格も簡単ではなく、保険のみならずライスワークに関わることまで全般をアドバイスしてくれる包括的なアドバイザーでウィッキーペディアでは下記のような定義がある。

~職業人としてのファイナンシャル・プランナーは主に2種類の系統に分かれる。銀行信託銀行郵便局証券会社生命保険会社損害保険会社等の金融機関や、不動産仲介・分譲会社に勤務する「企業系FP」と、自ら事務所を持ち独立自営する「独立系FP」の2つの系統である。また、最近では企業に属し、その企業の従業員に対するFP業務を主とする「企業内FP」も増えている。
FP業務に特化した「独立系FP」の収入源は、プランニング業務による時間当たりの相談料、会員契約の会費(士業でいう顧問契約の顧問料)、マネー雑誌等への原稿執筆、マネーセミナーの講師となっている場合が多い。
また、公認会計士税理士社会保険労務士行政書士などの士業者や宅地建物取引主任者などの専門業者が各分野に特化させる形で業務を行っている場合も多い。(例えば、公認会計士・税理士は税金・事業継承、社会保険労務士は年金・社会保険、行政書士は事件性の無い遺産分割協議書などの事実証明書類の作成、宅地建物取引主任者は不動産等々)加えて、DCプランナーDCアドバイザー資格を併せ持ち投資教育を業務の主軸とするFPや、モーゲージプランナー資格を有し、住宅ローンに特化したコンサルティング活動を行うFPも最近では増加している。
自由な発想で自由な組織形態をもった企業ですが、世に送り出しているモノ・サービスは群を抜いています。~

先日、僕の知り合いで近々個人事務所を開業される方に話を聞きました。

「保険はいろんなケースが発生する為に非常に解りにくい商品です。

だからこそインターネットでは販売しにくいものなのです」と言われていました。

確かに自動車保険にいたっても対人・対物保険などに無制限などの金額は付けられていますが、とりあえずそれだけあれば良いのではないか?で終わってしまいます。

しかし例えば自分の車がローンを組んで買っている場合に、事故が起きて廃車になるとローンの残債だけが残るのリスクがある。

だから車両保険は残債分かけておく方が良いという知識は実を言うとあまり認知されていません。

もちろん調べない限りはネット保険でも都度教えてくれません。

車を初めて買って、取りあえず任意保険に入らないといけないと思っている初心者は、安ければ良いという外資系の保険に易々と契約してしまいがちです。


ネットシステムによる画一的なサービスは今後淘汰されてくると思われます。

サービスを提供する人がおかれている環境は、人ぞれぞれ違うものです。

だからこそ、それぞれの人にあったサービスを、営業する「人」が相手の立場にたって一生懸命考えてあげる必要があります。

カタチになっていない商品・サービスはターゲットが「人」の場合が大半です。

その商品・サービスはその場その場で柔軟に変化していかなくてはなりません。

その変化させる手法は、パターン・フォーマットにあてはめる手法ではなく、常にオリジナリティな提案が求められます。

その為には取り扱い商品だけを見るのではなく、常に相手の「人となり」を見て営業する事が必要だと思います。

今回も長文を読んで頂き誠にありがとうございます。


+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++a
皆さんこんにちは。株式会社PLUS.aの有田です。
FBで毎朝続けている「Short 日経 Literacy」の所感のみをBlog掲載しています。
~宜しければこちらもご覧ください~
 FB https://www.facebook.com/plus.a.inc
 アメBlog  http://ameblo.jp/kazushi4649jp/
 SeesaaBlog http://plus-a-inc.seesaa.net/
 Blogger    http://plus-a-inc.blogspot.jp/
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++a

2013年10月17日木曜日

「ヤフー、捨て身の《無料》」について考える

★☆ 日経記事について僕の思う事 ☆★
━━━━━━━━━━━━━━━━━━□
Yahooの奇策がEC市場の構図を変える事ができるのか?

過去2年間で国内のEC市場は2桁成長を続けている。

年間総流通額約9兆円のシェアのうち、楽天は約29%、Amazonは約12%なのに対してYahooは約6%と水をあけられている。

確かに今の勢力図の中では奇策を打ち出さない限り、差は広がらないまま2強に淘汰される可能性はある。

そこでYahooの選んだ道は、14年3月末までに最大90億の営業利益を失ってでも「無料化」にすることだったようです。

確かにフリーミディアムの論理は、無料で集客をはかり、無料を利用して2次作用の利益を得ることです。

今回Yahooは無料の出店料・ロイヤリティーで自社ECサイトにテナントを集め集客を計り、そこでの広告収入を狙うもの。

利益を捻出する先をシフトしたということです。

YahooはEC事業を小売りではなくメディア事業と捉え直し、手数料より広告で稼ぐ戦略に転換。

もちろん無料化で質の低い出店者が増え、サイトが「無法地帯」になったのでは買い物客が離れていく可能性があります。自ら兵糧を断つ「無料」作戦で、どこまでサイトの質を維持できるかが生き残りに向けた課題になるところです。

僕は先日、楽天ショップ開設の為に楽天の営業マンと電話で打ち合わせをしました。

その時に今回のYahoo無料化について聞いてみた所、

「うち(楽天)は全く無料にするつもりはありませんね!Yahooさんがやった今回の施策はターゲットをBtoCにしてしまう可能性があります。楽天はBtoB,Cですのでターゲットが違うんですよ!」

自信たっぷりの返答が帰ってきました。更に

「ECの場合は楽天だけをやっていただくよりYahooさんも同時に利用して頂いたほうが良いと思います!」

併用を薦めてきました。確かに本業界はサイトによりターゲットを明確に分けています。

利用者もそれを十分理解している為に住み分けが出来ているように思われます。

例えば変わり種を探すならヤフオク、どこにでもある商品で価格を比較するなら楽天、新古品を探すならAmazon・・・

人によってどの商品はどこのサイトで買い物をするというルールがあるように思えます。

Yahooと言えば「ヤフーオークション」があまりにも有名でショッピングカートまで連想しないのではないでしょうか?

今回の施策によりYahooのショッピングサイトがどのように変化するのか非常に楽しみです。

僕も是非Yahooへ出店する準備に入ろうと思います。

今回も長文を読んで頂き誠にありがとうございます。


+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++a
皆さんこんにちは。株式会社PLUS.aの有田です。
FBで毎朝続けている「Short 日経 Literacy」の所感のみをBlog掲載しています。
~宜しければこちらもご覧ください~
 FB https://www.facebook.com/plus.a.inc
 アメBlog  http://ameblo.jp/kazushi4649jp/
 SeesaaBlog http://plus-a-inc.seesaa.net/
 Blogger    http://plus-a-inc.blogspot.jp/

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++a

2013年10月16日水曜日

「ヤマダ、初の最終赤字 4~9月42億円 テレビ販売不振」について考える

★☆ 日経記事について僕の思う事 ☆★
━━━━━━━━━━━━━━━━━━□
ネット通販の波が日本一の家電量販店を飲み込もうとしています。

テレビ事業の採算悪化と報道されていますが、競合との価格競争を余儀なくされ利ざやを縮小したことが第一の原因だと思われます。

その第一の競合がAmazonジャパンです。

ヤマダ電機は都市部にもLABなる大型店舗を駅前や好立地に構え、地方のロードサイドへも積極的に出店数し、大手家電量販店を寄せ付ける事無く日本一の座を欲しいままにしてきました。

その勢いは国内に留まらず海外まで勢力を伸ばしています。またM&Aにて家電製品のみならず医薬品や日用消耗品から住宅リフォーム機器まで取り扱っており、家電という枠を越えて百貨店のようなイメージを持っている消費者もいるのではないでしょうか?


そんな巨匠が24億の赤字。

それも昨年213億から一転した急降下です。更に起死回生することなく14年3月期通期の連結業績見通しも同時に下方修正をしています。皮肉な事は、売上は前期比11%増で増やしていることです。

売上を上げても利益が低迷する。

要するに粗利もしくは固定費が上昇しているのです。

積極的な出店による設備費の上昇や融資関連の金利負担、ポイント引当金や不採算店舗の閉鎖費用などが要因として考えられ(決算報告書を見ないと確かな事はわかりませんが・・)自主解雇人員を出さない限り固定費は一時的に縮小することはありません。

それに加えて同条件の家電量販店が相手ならスケールメリットを活かした仕入れ交渉で原価を下げる事が出来たかもしれませんが、地代家賃や人件費の面で圧倒的な優位にあるネット通販を相手に価格競争に陥った場合は有店舗の方が不利だと思われます。まして相手は営業時間を知りません。

確かにアフターサービスの面で有店舗がネット通販に勝ると思われますが、故障した商品を有店舗に持ち込んだとしても有店舗の家電量販店は長い時間カウンターで待たされ、預かられた後にメーカーへ送って修理します。

修理完了後は店舗まで取りに行かなくてはなりません。一方通販家電の場合は、空き箱が自宅に配送され宅配業者が取りに来てくれます。保証5年間サービスも今や常識になってきているサイトも珍しくありません。

また家電製品は流通量が多くバーコード管理されていますのでオリジナル商品以外はショールーミングに最適です。

「店舗で実際の商品を触って体感し、ネットで購入する」消費者意識が根付いて来ているように思われます。

今後はメーカー直販の商品がネットで販売され、流通コストを下げることも珍しくないと思われます。

言わば秋葉原の縮図が家電業界で起こっているのです。

だからこそ猫も杓子も通販サイトを作れば売れるというわけではありません。

有店舗の競合となり得るサイトには数々のしくみが必要です。なにせ相手は百戦錬磨の安売り王なのですから、単なる価格を下げただけではモノは売れません。

この仕組みの1つにスマホは、なくてはならないものです。こうした今後のビジネスチャンスの扉を開く鍵を獲得するように僕もSNSを使って頑張って行きたいと思います。





今回も長文を読んで頂き誠にありがとうございます。


+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++a
皆さんこんにちは。株式会社PLUS.aの有田です。
FBで毎朝続けている「Short 日経 Literacy」の所感のみをBlog掲載しています。
~宜しければこちらもご覧ください~
 FB https://www.facebook.com/plus.a.inc
 アメBlog  http://ameblo.jp/kazushi4649jp/
 SeesaaBlog http://plus-a-inc.seesaa.net/
 Blogger    http://plus-a-inc.blogspot.jp/

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++a