2013年10月3日木曜日

「消費増税、転嫁駆け引き 小売り・大手、価格抑制に動く 中小、カルテルで対抗 」について考える

★☆ 日経記事について僕の思う事 ☆★
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消費税率引き上げに関わる悪影響が益々広がりそうです。

政府関係機関は随分前から増税に関わる還元セールを禁止していますが、仕入れの便乗値下げは必至だと思われます。もちろん公にされないインサイダーな取引は民間の中に沢山存在します。

自由競争市場の中でカルテルで価格が守られるなら、業者にとってこんなに楽なことはないと思います。

僕もサラリーマン時代に大手企業と取引をしていましたが、大手企業の担当者は必ず表向きの顔と裏向きの顔の2面をもっています。

特に営業間では駆け引きが必須です。この顔の使い分けを計算することによって取引量は格段に違ってきます。ビジネス社会に飲みニケーションや接待なる慣習が定着しているのも、この使い分けを見誤らないようにするためだと思います。

よって公的機関のお役人さんが規制できるものではありません。ましてや潜入調査するなどと公言されるとブラックホールは広がるばかりだと思います。

また消費税には売り買いの間に発生する金額とは別に、企業は年間消費税を税務署にまとめて返還する義務もあります。(起業2年間や赤字決算の場合は控除できますが)

これは起業して実感したことですが、自転車操業している中小零細にとって結構な痛手です。

売上が高いと年商の5%分はかなりの額になります。その金額をまとめて支払わないといけないのです。中小経営者は消費税分を積み立て預金している所もあると聞きます。

今後8%⇒10%と増えていくと、年間でまとまった資金を税務署に返還しなくてはならない資金計画が必要になります。以外と資金操作に消費税分のキャッシュを別に考えている中小零細は少ないのです。

取引に関わる消費税の問題、企業内の財務に関わる消費税の問題などこれから見えない裾野は広がってゆくと思われます。

連鎖倒産企業が増大していくことがないように僕達零細は力を付けて行く必要があると実感する今日この頃です。

本日も長文にお付き合い頂きまして誠にありがとうございました。

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