2013年8月5日月曜日

「ジョブズ基準という遺産 問われ続けるデザイン力」について考える

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皆さんこんにちは。株式会社PLUS.aの有田です。
今週より毎朝続けている朝の「Short 日経 Literacy」から僕の所感のみをBlog掲載していきたいと思います。
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★☆ 日経記事について僕の思う事 ☆★
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デザインすることこそ付加価値を生むことだと思います。
僕は現在デザインする仕事に携わっています。デザインすることは見た目を良くするだけではありません。
今ある事柄を整理し、ユーザーに情報を解りやすく伝えることができるように再構築するスキルが必要な仕事です。その為にはしっかりユーザーのことを理解する必要があります。今までいろんなデザインに触れてきました。デザインすることで注目を集める効果を期待し、奇抜なもの・メリハリのあるものなどを作ろうとする思考はあちらこちらに存在します。それは周りがテンプレートによるコモディティ化して、同じコンテンツを表現する状況なら少しは効果を期待出来るかもしれません。例えばチラシデザインなどです。限られた紙面の中に、タイトル・日替わり商品・特売商品などアイテムも決められ毎週・毎月定期的にまかれるものであれば、同じ素材を利用して見てくれの良いものを考えれば良いのです。
重要な点はデザインをすることにより、その媒体や商品に付加価値が付き、本来の単価より高く売れるようになると言う点です。
デザインを施すことで、他の商品と違う競争優位性を生み出し、その商品の本当の良さを伝えることだと思います。商品だけではありません。会社もCIされVI・BIなどに整備されます。また「人」も対象となります。その人となりをデザインすることでCGMを拡大していく世の中になっているのです。
僕は考えます。
何の競争力も持たない商品や特質のない会社、個性を出さない「人」は、どんな素晴らしいデザインを施したとしても注目されません。これが「ブランディング」と言われる手法です。
他にはないという優位性は見た目だけではありません。内面から溢れ出る情熱も必要です。商品・企業などにかける「人の想い」が形をかえて溢れ出ることが必要です。内面の情熱的な「想い」が無ければ魅力はありません。「形から入る」という手法もあるかも知れませんが、自分を大きく見せても外見にあった中身が伴う必要があります。中身を磨いて外身を洗練するか?外身を着飾って中身が外身に追いつけるように磨いて行くか?どちらが先かはそれぞれ違うと思います。
このギャップを埋めるのは「モノづくり(コトづくり)に対する情熱」です。
両者が一致してこそ、オンリーワンの素晴らしいデザインになっていくのです。
世の中にあるクリエイティブはゼロから作り上げるものだけでなく、大半は既にあるものとあるものを繫ぎ合わせて作り出されるものだと思います。
輝くべき原石がないとデザインは薄っぺらいものになると思われます。
僕もそんな厚みのあるデザインを今後もして行きたいと願います。

本日も長文にお付き合い頂きまして誠にありがとうございました。
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