2013年8月28日水曜日

「村田製作所・村田恒夫社長 スマホの次は自動車・医療」について考える

★☆ 日経記事について僕の思う事 ☆★
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時代の流れを的確に読んでいる経営者、村田製作所社長 村田恒夫氏。

確かにスマホ需要は今後買い替え需要も考えると好調です。スマホ用の電子部品を作っている同社は3月期の連結純利益は前期比6割増、売上高営業利益も約13%伸びている躍進企業になっている。

村田社長は現状に満足せず、常に未来を見ている。

高機能スマホの価格競争の実態やドコモのiPhone導入の可能性や「選択と集中」の論理から考えると、スマホ分野の今後の有効性も考え更に事業を拡大する方向で考えがちになるだろう。

でも村田社長は市場予測とは裏腹に他の分野の可能性を探っている。長引いたデフレ景気により、多角経営はリスクがあると言われてきました。

今や「広く浅く稼ぐ」のではなく「狭く深く稼ぐ」ことこそ専門性を出し競争優位性を出せる施策だと思っていました。しかし対局して少子高齢化の波や技術進化により淘汰される技術にて本業のシェア縮小を余儀なくされる企業も数多くあります。

例えば印刷業界においても、写植や精版という職種はパソコンの技術進化により分業体制がワンマンオペレーションに集約されました。ワープロに出来なかったDTP文字を個人でも簡単に打てるようになったのです。印刷用の精版フィルムもアウトラインPDFをパソコンで自動精版し印刷会社がデータをダイレクトにオンデマンド印刷出来るようになった事でスピートとコスト改善がされました。
これにより廃業に追い込まれた職工の方々を沢山見てきました。

今後も技術進化により長年身につけた「匠の技」は、いとも簡単に機械に代用されていきます。

となると人に残された課題は創造力と先を予測する想定力です。これはまだ機械に代用できないことです。大量のデータを分析することを機械は得意とします。

でも分析されたデータを読み、予測し発想する力は「人」しかできないことだと思います。

この時代を読む経営者こそ、今からの未来に必要な人なんだと思います。

決して現状に満足せず、常に痛みを感じ将来を読む。

以前の職場で言われたいた事を思い出します。

「改善とはメンバー全員が現状を肯定せず、メンバー全員が現状回復の痛みを実感してこそ動きだす」

人は誰しも褒められたい生き物です。否定されることを嫌がります。

でも慢心しすぎると未来を失うことになるのです。

そのことを再認識させてもらった記事だと思いました。

本日も長文にお付き合い頂きまして誠にありがとうございました。

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