2013年9月10日火曜日

「マクドナルド、需要に応じ価格柔軟設定」について考える

★☆ 日経記事について僕の思う事 ☆★
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日本マクドナルドホールディングスが原田社長退任後にあらぬ方向に動いているようです。
日本の外食産業において例がない地域価格格差を実行しようとしているマクドナルド。2期連続減益という低迷は、既に地域価格を一部変更していたにも関わらず人気メニューを出す事が出来ず、コンビニ勢に100円コーヒーなどのシェアを奪われていたことが原因だと思われます。

原田社長につぐサラ・カサノバ氏はカナダ出身のマーケティングや経営改革担当の執行役員らしい。

今回は海外で実施している事例を日本に導入する方向らしいが文化の違いに消費者が馴染むか?いささか疑問です。

そもそも日本マクドナルドの急成長は原田社長の陣頭指揮の基に100円マックから始まりプレミアムロースとコーヒー、ビッグバーガーであるクォーターパウンだーなどの人気メニューがヒットしたことと六本木店を始めとした今までにないコンセプトワークの店舗デザインやIT関連を屈指した人材教育にも力を入れ常に新しいサービスの提供をされていたことにあると思います。

それなのにここ最近にいたっては際立つ話題もなく「値上げ」というイメージに印象付けられます。

「価格はお店の価値によってお客様がきめるもの」

以前メーカー希望小売価格がオープン価格に改訂され、小売り最前線である店頭小売価格が最も信頼出来る価格ラインになった昨今。川上から川下へ流れた価格決定は淘汰し、川下でこそ消費行動の実態が明確で顧客の価格要望を川上が製造工程や流通工程で調整するようになっています。

ましてやファーストフードは価格敏感商品に変わりありません。

セブン&アイフォールディングスがPB商品を値上げしているのは単なる値上げではなく、商品の付加価値を付け加えて新たな新商品として値上げしています。

何も今までの変わりない商品を、ある日、地域別に値上げすることで消費者が果たして納得するのでしょうか?

それは単なる「銭儲け」で取れる所から金をとってやろう!!という策略としか思えません。

僕が日本で尊敬する経営者の原田氏は、一体何を考えているのか?
「原田神話」はまだ終わりを告げて欲しくないものです。


本日も長文にお付き合い頂きまして誠にありがとうございました。

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