2013年9月3日火曜日

「ネットに流れた顧客、呼び戻し狙う実店舗側の苦戦」について考える

★☆ 日経記事について僕の思う事 ☆★
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最近の買場傾向はショールーミングが増えて来ていると思う。
スマホを通じてネットで買い物をすることも日常になりつつもある。試着が必要であった靴や眼鏡なども試着・返品OK!などというサービスが通販に進出してきており消費者がネットで買い物をする際に躊躇することを払拭してきていると思います。そもそもネットを利用して買い物をすることで何をメリットとして感じているのでしょうか?
①値段が安い
②買い物に行く時間を解消できる
③周辺で売っていない目新しく・珍しいものを手に出来る
④自分で運搬するのが困難な商品を購入できる
⑤ポイントが使える
⑥店頭で取り寄せと言われるならネットで購入するのと同義
⑦口コミなどのレビューが見れる
など店頭で買うよりもメリットが多々見えてきたからではないでしょうか?
中でも「値段が安い」ことこそ、最大のメリットだと思います。オークションや価格ドットコムなど同商品を複数店舗で安さを競わせる技が一瞬で出来てしまうことは、有店舗には出来ません。
Amazonなどで販売されている商品もロングテールな品揃えだということにまして「安さ」という価値観は必須条件です。便利であるという価値は安くないと長続きしないのです。
なぜか?
代用する業者が追随しているからです。その業者間の競争は価格が第一関門です。
だからネット参入業者の一番の悩みは、ネット売上の薄利です。どこよりも安い商品で売上が上がったとて、それはどこよりも利益が低い売上です。ネット販売で売上を上げるということは、通常集客できるサイトに掲載する方が効果を得られやすいとされます。集客できるサイトに商品を掲載すると高額な販売手数料を取られます。有店舗で言えばショッピングセンターや百貨店へテナントに入り売上手数料を引かれるのと同じです。
集客する為に売上を下げ、仕入れも上げる。しかも配送に人手や物流資金も必要になる。
だから単価競争は、消費者にとってメリットはあるが、販売業者にとって自虐の道を歩んでいるのと同じなのです。
僕は思います。

ネットを利用する消費者のメリットをどの方向に向かわせるか?

コモディティな商品ならばディスカウンターとして価格のみの情報提供するしか方法は残されていないのか?どこにもない商品ならば認知してもらえる機会をネットで探るようにするのか?
何を価値観として自社に持ち、何を理解してもらおうとしているのか?
今後、ここをしっかり決め込みブランディングした店が生き残ると思います。

本日も長文にお付き合い頂きまして誠にありがとうございました。

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