2013年9月4日水曜日

「イオン、動画で売り場づくり 全店にiPad 」について考える

★☆ 日経記事について僕の思う事 ☆★
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伝達手段も紙のマニュアルから動画へ移行しています。
従来の紙による伝達手段も動画を利用して伝える方が伝わりやすくなっているようです。
若年層の活字離れのせいか?
考えてみれば最近の家電製品のマニュアル書も減って来ているのではないだろうか?
以前、携帯電話を購入すると箱のスペースの大半を占めていた辞典のようなマニュアル。誰が隈無く読んでいたでしょうか?大半の方は、開く事もなく押し入れの角に追いやっているのではないでしょうか?
Apple製品を購入するとマニュアル書をつけるという概念はありません。
iPhoneの箱には製品と付属品しかありません。
Apple製品は直感による操作が出来きるものだという誇りがあるからです。
「ユーザーフェイス」を真剣に考えているのです。
だから商品を手にすると使い方に迷うことがありません。この概念は全て商品に定着しつつあります。
しかし誰もがマニュアル離れした訳ではありません。手引書離れ世代よりも手引書や参考書に慣れ親しんだ世代の方が圧倒的に多く、複雑怪奇な製品を如何に解りやすく説明するかが鍵となります。
その説明ツールとして脚光をあびているのが動画です。
解りにくい商品、解りにくいサービスなどを写真付きの紙の説明書などで説明するには時間がかかります。その説明を動画で説明すれば効率的です。今後社員教育の面では、動画は積極的に利用されてくると思います。
しかし売り場販促において消費者に訴求する動画はまだ適していません。
動画を販促に応用している例として、少し前からデジタルサイネージが脚光をあびていますが、都市部以外では定着を見せません。
なぜか?
紙の販促と動画の販促では見る状況によって違いがあるからです。
紙の販促は直感とスピードを必要とします。
動画の販促はじっくり見る時間を必要とします。
要するに動画は大量の情報を解りやすく見せるのに効果的ですが、じっくり見る姿勢が必要なのです。街行く人々に動画を訴求しても、関心ある人しか立ち止まりません。
よってマニュアルやホームページなど相手の見る用意が整った状況で初めて効果を発揮します。
今後は写真と動画の使い分けが重要になってきます。動画分野もAIなど立体動画分野などが今後増えてくると思われますが、ターゲットのシュチュエーションにより使い方を間違えると、かえって効果が半減することも考えておいた方が良いと思います。

本日も長文にお付き合い頂きまして誠にありがとうございました。

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