2013年9月20日金曜日

「国境越えたソフト力 山内溥任天堂前社長死去」について考える

★☆ 日経記事について僕の思う事 ☆★
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ファミコンの生みの親である山内社長へ心からお悔やみを申し上げます。

かつて花札製造メーカーであった任天堂を東証市場で一時期1株3,000円まで押し上げ最優良企業に成長させた経営手腕は、

偏に「人を見る目」を持ち合わせた山内氏の才能であると思います。

米大シアトル・マリナーズのオーナーに就任しイチロー選手を引き抜いた眼力。

後継者にニンテンドーDSやWiiを開発した岩田社長を抜擢した人事。

山内社長自身もたぐいまれなベンチャースピリッツを持ち、山あり谷ありの障害をくぐり抜けながらファミリーコンピューターやゲームウォッチなどを世に知らしめた立役者であるが、それに留まらず「任天堂ブランド」を更に世に知らしめた功績は素晴らしい。もし彼のみの才能で成長した企業であればゲームキューブの大失態で彼だけでなく任天堂自体が撤退していたと思われます。

素晴らしい経営者は、自分が育て上げた会社を未来永劫、反映しつづけるようにする事が出来る人だと思います。

その為にはその会社で、どれだけの良い人材が育ち活躍しつづけることが出来る環境なのか?にかかっていると思います。イチローや岩田氏のような100年に一度出るかどうかの逸材の岩石を見抜く眼力は山内氏しか出来なかった技ではないかと思います。

また「任天堂ブランド」が創り出して来たモノ・サービスには常に他に無い抜き出た魅力をもっています。

「感動には鮮度がある」

常識にとらわれず、慣習にとらわれず、常に好きである事の感性を失わずに只管に経営へ情熱を注いできた山内氏の精神は企業に根付いており後継者にも伝わっています。

損得勘定に縛られた打算的経営も必要な時代ですが、市場に流されない独自性を失わず経営してこそ魅力あるモノ・サービスが生まれてくる土壌が耕してくるのではないかと考えます。

そこに根を下ろしたイチロー・岩田氏は今でも僕達に感動を与えてくれながら成長し続けていらっしゃいます。

そんな畑を作られた山内氏を心から尊敬し今後も目指していきたいと思います。


本日も長文にお付き合い頂きまして誠にありがとうございました。

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